鉄道模型のジオラマを作る時には、草もこだわりたいところです。そんなのどうでもいいという人もいるかもしれませんが、これはリアル感を演出するとともに、鉄道模型が走る時には疾走感を演出するようなことも出来るのです。ですから、ジオラマを作る時には草が動くようにしたいところです。
絵で描くというのも悪いわけではありませんが、絵の場合は鉄道模型が動いてきても動くことはありません。ですが、立体物で作って鉄道模型が通ったときに動くようにすると、一気に臨場感が高くなります。
鉄道模型が走っているときに、臨場感を高めるその他のオプションとしては、鉄道から煙を出させたりするようなこともありますが、なかなか上手くいかせるのは難しいところがあります。ですが、草であれば適当に動かしてもかなりそれらしく見えるものです。柔らかい材質で作ると勝手に動いてくれますから、これがあることで、より模型がそれらしく見えるようになるでしょう。ちょっとしたことかもしれませんが、これがあることでジオラマの完成度は全く違った感じになります。動きがあるというのは、模型としてはかなりびっくりするところですから、こうした細かいところまで考えて作ってあると、見ている人は楽しく見られるのです。